ガスコンロの掃除方法をご紹介します!裏ワザも併せてご紹介!
ガスコンロは毎日使いますよね。
毎日使うからこそ油汚れや水アカがつきがち。お手入れは欠かせません。
とはいえただの拭き掃除ならまだしも、しっかりお手入れをするとなると難しそうだし、面倒くさそうな印象がありますよね。
そこで今回はガスコンロの簡単なお掃除方法をご紹介します!
実は意外と簡単にピカピカにすることができるのです!ぜひここで方法をマスターして清潔なガスコンロを目指してください!
1.ガスコンロを掃除すべき理由
ガスコンロを掃除するのは細かいところを拭かなければならないし面倒くさく感じますよね?
しかしガスコンロを掃除しないことにはさまざまなデメリットが生じてしまいます。
まずそもそもガスコンロにつく汚れとはなんでしょうか?
大きく分けて3種類あります。
食べ物による汚れ
これらの調味料が汚れの原因になる
固形の肉や野菜はもちろんのこと醤油、ソースや砂糖のように液体の調味料の汚れはガスコンロの汚れの代表格です。
もちろんこれらが炭化したり酸化するとこびりついたしつこい汚れに変貌します。
場合によってはコンロのサビつきの原因になることすらあります。
油による汚れ
こびりついた油汚れは強敵
料理に不可欠な油。
しかしどんなに気をつけて調理していてもはねてしまいます。
しかも見えないところで気化した油はコンロのあちこちに知らぬ間に付着しているのです。
さらにホコリを取り込んだ油汚れはキッチンの強敵としてこびりつくことになるのです。
焦げ付き汚れ
一番落とすのが難しい汚れです
先程紹介したような油や煮汁がはねたものが、コンロの火によって加熱されて酸化して簡単にはとれないしつこい汚れになります。
こうなってしまっては普通に拭き取っただけではキレイにすることはできません。
これを含めてキレイにする方法をここからご紹介します!
2.準備するもの
台所用中性洗剤
落ちにくい油汚れを拭き取る際に最適です。
キュキュットやCHARMYといったおなじみのもので大丈夫です。
大体の場所に万能に使うことができます。
使った後は乾拭きを忘れないようにしましょう。
重曹
過去の記事においても大活躍している重曹はガスコンロの掃除においてももちろん大活躍します!
食品のニオイや焦げ付き、汚れを落とすのに最適です。
重曹を溶かした水は酸性の油汚れを分解することのできるアルカリ性になるので効果は抜群です。
しかも重曹は食品にも利用されるので他の洗剤に比べて安全性の面で見てもバッチリなんです!
使い方としてはそのままふりかける、水に溶かす、ペーストにするなどさまざまな使い方ができます。
重曹水は水100mlに対して重曹小さじ1を溶かすことで作れます。
重曹のペーストは水100mlに対して重曹を大さじ2杯にして作れます。
重曹水に効果を発揮しない場面で刷り込んで使うとよいでしょう。
洗濯機のカビ臭さで悩んでいる方はまずはこちらをお試しあれ!
洗濯機の掃除方法あれこれをご紹介!黒ずみ除去もできて衛生的!
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歯ブラシ
ガスコンロはごとくの部分などを始めとして複雑な形をしていて細かいところを掃除する必要があります。
そんなときに役に立つのが歯ブラシです。
細かいところでもさっとみがいて掃除できます。
歯ブラシがない場合は割り箸に布を巻き付けてそれを輪ゴムで留めたものを代用できます。
ふきん、スポンジ
いままでの洗剤や薬品をつかうのにはもちろんふきんやスポンジといったものが必要です。
忘れずに用意しましょう。
特にふきんは洗剤や薬品を染み込ませるようのものと乾拭き用の2種類以上を用意したほうがスムーズに掃除ができます。
スポンジについては普通のものに加えメラミンスポンジもこちらなら使用できます。
しかし、あまり傷をつけたくないところにはふきんなど柔らかい繊維のものを使いましょう。
メラミンスポンジとはわかりやすく言えば『激落ちくん』シリーズが代表する、消しゴムのような形をしている使い捨てスポンジです。
水だけで抜群の洗浄力を発揮するので便利です。
一方、電子レンジの掃除において不向きな掃除用具もあります
・住宅用洗剤(弱アルカリ性のもの)
弱アルカリ性の洗剤は洗浄力が強い代わりに色落ちの原因にもなります。
また肌に長時間触れ続けると肌荒れの原因にもなります。
中性洗剤で洗浄力は十分あるのでなるべく使用しないようにしましょう。
・金属たわし
このたわしは名前の通り、ステンレスの硬質の繊維が研磨するようにして汚れを削り落とすので、色落ちや傷の原因になります。
コンロに使うと傷をつくる可能性もあるので使わないようにしましょう。
さらに金属たわしは使っていると金属片が取れます。
万が一料理に混入すると口を切ってしまったりする原因になるので調理場では使うべきではないです。
3.コンロの各部位ごとのお掃除方法
ガスコンロにこびりついたニオイや焦げ跡をひとつずつとっていきましょう!
順番にご紹介していきます。
注意!特にバーナーや排気口を掃除するときは必ずガス栓を閉めましょう。やけどには十分注意してください。
天板
必要なもの
必須!重曹か中性洗剤、ふきん、スポンジ、歯ブラシ
あると便利!ガラストップ専用クリーナー、クリームクレンザー
手順
1.ふきんやスポンジに中性洗剤、もしくは水100mlに対して重曹小さじ1を溶かして作った重曹水を含ませます。
2.1のふきんやスポンジで大部分を拭き取りましょう。
3.大部分が終わったら細かい部分を歯ブラシをつかってこすり取ります。
4.すべて拭き終わったら乾いた布巾で乾拭きしたら終わりです。
ポイント・裏ワザ
・ガラスで作られている製品にはガラストップ専用のクリーナーを使用するとしつこい汚れを取ることができます!
・同じようにしつこい汚れには重曹ペーストやクリームクレンザーも効果があります!
ただしクレンザーは使いすぎると塗装が剥がれやすくなるので注意しましょう!
・フッ素加工されている製品には傷がつきやすい素材で作られている道具は使わないようにしましょう。
ごとく
必要なもの
必須!重曹か中性洗剤、ふきん、スポンジ、歯ブラシ
あると便利!クリームクレンザー、ステンレスクリーナー、鍋とお湯
手順
1.ごとくを取り外しふきんやスポンジに中性洗剤、もしくは水100mlに対して重曹小さじ1を溶かして作った重曹水を含ませます。
2.1のふきんやスポンジで大部分を拭き取りましょう。
3.大部分が終わったら細かい部分を歯ブラシをつかってこすり取ります。
4.すべて拭き終わったらお湯で洗い流して、水気をふいて終わりです。
ポイント・裏ワザ
・普段のおそうじであれば以上で十分ですが、月一回程度はお湯を張った鍋にごとくを入れ、10分ほど煮沸すると汚れが浮き出て効果的です。
十分に冷ましてからスポンジやふきんで汚れを拭き取りましょう。
・ごとくは火が直接あたる部分なので変色しやすいです。
特にステンレス製では変色しやすくなります。この場合はステンレスクリーナーを使うと良いでしょう。
バーナー
必要なもの
必須!ふきん、歯ブラシ
あると便利!竹串
手順
1.バーナーの本体はキャップを取り外して、汚れを拭き取りましょう。バーナーの穴には竹串を使うと掃除がしやすいです。目詰まりすると事故の原因になるので気をつけましょう。
2.1で掃除した下の部分は水を含ませたふきんを使って汚れをふきとりましょう。
3.大部分が終わったら細かい部分やこびりついた汚れに対してはを歯ブラシをつかってこすり取ります。
4.すべて拭き終わったら水気をふいて終わりです。
その他の操作部分など
必要なもの
必須!重曹か中性洗剤、ふきん、歯ブラシ
手順
1.つまみは重曹水か中性洗剤を染み込ませたふきんで拭き取りましょう。
2.他のボタンやとってなども同じく拭き取っておきましょう。目に見えなくても油汚れは溜まっています。
3.排気カバーも同じように掃除しましょう。目が細かいので歯ブラシを使うと効果的です。
グリル
必要なもの
必須!重曹か中性洗剤、ふきん、スポンジ、歯ブラシ
あると便利!鍋とお湯、クエン酸
手順
1.グリルの受け皿や魚焼き網を取り出します。受け皿は中性洗剤や重曹水を染み込ませたスポンジで洗いましょう。プレートパンがある場合はこちらも同じように洗いましょう。
2.魚焼き網は水につけ置きするか、中性洗剤か重曹水をかけて放置した後にスポンジで洗いましょう。
3.グリルの庫内は中性洗剤か重曹水を染み込ませたふきんで拭き取りましょう。こびりついた汚れは中性洗剤か重曹水をしばらくしみこませて放置してから拭き取りましょう。
4.前面パネルも同じように掃除しましょう。
5.掃除がおわったら洗剤や重曹ののこりがないように水拭きしましょう。最後に空焼きをすると汚れがつきにくくなり今後が楽になります。
ポイント・裏ワザ
・グリルはできるだけ使うたびに掃除すると汚れがこびりつきにくくなります。
・グリルの受け皿は調理前に熱しておき、油を塗っておくとこびりつきが減ってお掃除が楽になります。
・部品が細かく分解できる場合は分解して重曹水を入れて50度程度に熱した鍋に入れて付き置きをすると頑固な汚れもスグに落とすことができます。
・重曹とクエン酸を同時に用いると互いの効果を向上させることができます。グリルや魚焼き網に使ってみても良いでしょう。
4.レンジフード・換気扇の掃除方法
レンジフードや換気扇はガスコンロではないですが、同時にお掃除すると良い場所なので今回ご紹介します。
必要なもの
必須ゴム手袋、新聞紙、重曹、タオル、30リットルのゴミ袋(2枚)、スポンジ、歯ブラシ
あると便利!ヘア用リンス
手順
1.かなり多めに重曹水を作り、床に汚れ防止の新聞紙を引き、ゴム手袋をつけます。
2.シンクや浴槽といった広い場所にゴミ袋を広げます。
3.電源プラグを抜き、シロッコファンやプロペラファンを外す。多くはネジを回すと簡単に外れます。油汚れのせいで外れないときはドライヤーで熱するとゆるみやすくなります。
4.外したファンや部品を袋に入れ、作った重曹水をかけ1~2時間つけ置きします。
5.スポンジや歯ブラシを使ってそれぞれの部品を洗いましょう。
6.洗いが終わったら重曹水を水ですすぎ流します。最後に乾拭きして水気をとりましょう。
7.最後にファンを元の場所につけ直しましょう。
ポイント・裏ワザ
・ファンを取り外す際は転落に注意してください。またコンロがガラスのときは体重をかけてしまうと割れてしまうので足場にしないようにしましょう。
・つけ置きをしている間にレンジフード周りも拭き掃除しておきましょう。
先程ご紹介した、中性洗剤や重曹水を染み込ませたふきんで拭けば十分です。
5.お掃除が簡単なコンロの紹介
最後に少し、お手入れが簡単なコンロのご紹介をします。
ガスコンロを選ぶ際の参考にもしてみてください!
汁受けがないコンロ
現在のガスコンロはほぼ汁受けがないものが主流になっています。
以前は吹きこぼれ防止のためにありましたが、今はなくてもバーナーリングカバーが吹きこぼれを受け止めてくれます。
これがないことで面がフラットになりお掃除がしやすくなりました。
親水性の高いコーディングのあるコンロ
親水性が高いコーディングがされているコンロならば、天板に水をかけただけで汚れと天板の間に水が入って軽い拭き掃除だけで大体の汚れが取れます。
大幅な時間短縮になるので選択肢の一つとしてはいかがでしょうか。
IHコンロ
IHコンロは安全性も高く、効率もよく、フラットな構造なので掃除もしやすい、といったような良い事ずくめなコンロです。
操作もボタンだけなので楽に行なえます。
ただし停電時に利用できなかったりとデメリットもあるのでこちらも頭にいれて検討してみてはいかがでしょうか。
ここまでガスコンロの掃除方法についてご紹介しました。
今回使った重曹やクエン酸などはスーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで安価で購入できます。(500~1000円ほどのものがほとんどです。)
しかし掃除はできてもコンロが使えなくなってしまったら付け替えを検討しましょう。
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