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洗濯機から出るその音は故障？異臭についても解説します！！

長年洗濯機を愛用していると、いつもとは明らかに違うような異常な音が聞こえることがあると思います。
今回はそんな洗濯機から鳴る音が故障につながる音なのか、正常な稼働で生じる音なのかを種類別に解説していきます。
さらに同じく洗濯機から出る異臭についても解説します。

1:洗濯機から音がでる原因

洗濯機から異音がする原因は複数あります。
これらを順に確認していきましょう。

故障ではない場合

・ゴトゴト、コポコポといった音
脱水時に洗濯物が偏っていると鳴ることがあります。
排水時に空気が混ざることで鳴る音もこちらです。
故障ではありません。

・ガタガタと洗濯機自身が振動して揺れる音
特にドラム式の洗濯機によくある振動音です。
洗濯物が多すぎる、選択できないものを洗っているといった単純な理由から、設置時の場所や方法が良くないといった理由まで要因が多岐に及びます。
下記の対処法を一つずつ試すことで改善することがあります。

・ドン、ガンといったような衝撃音
ウオーターハンマー現象といわれるものです。
給水時に急に水を止めることで水道管内の圧力が上昇して大きな衝撃音がなります。
故障ではないのですが、大きな音が鳴ることには違いがないので対処すべき音の一つです。

・カラカラといった不規則な音
洗濯槽の中に異物が溜まっている可能性があります。
ポケットの中に入っていた小石や小銭が出てしまい鳴ってしまうことがあります。
洗濯槽を確認してみましょう。

・ピーピーといった電子警告音
洗濯物の量が多すぎたり、脱水エラーが起きるとなることがあります。
一度洗濯物の量を減らしたり、フィルターの掃除をすることが効果的です。

故障の可能性がある場合

・キュルキュルと鳴るような音
この音が鳴っている場合は洗濯機の動力を伝える際に用いるベルトがすり減っている可能性があります。
ベルトのすり減りは洗濯槽が空回りすることがあるので交換が必要となります。
しかし個人での交換は難しいので業者に頼みましょう。

・一定のリズムで鳴るカラカラという音、ガリガリという音
洗濯槽の中に異物がなくてもカラカラ音が鳴っている場合は、洗濯槽の下にあるパルセーターに不具合が発生していたりベルトに不具合が発生している場合が考えられます。

・ブーンといった音
給水バルブに汚れや水垢がたまると、給水の際の水圧が上がりこのような異音が発生することがあります。
このままにしておくと漏水の可能性もあります。

基本的にいつもより違う音がするときに故障を疑いましょう。

2:音が出たときの対処

次に異音がした際にとることができる行動をご紹介します。

・洗濯槽内を確認、掃除する
洗濯槽の中の異物を掃除することでカラカラ鳴るような異音を防ぐことができます。
洗濯機の掃除方法については以前の記事にも詳しく書いてあるので、ぜひご参照ください。
→洗濯機の掃除方法あれこれをご紹介！黒ずみ除去もできて衛生的！

・騒音防止用のグッズを用いる

このようなグッズを用いることで騒音の防止を図るとともに洗濯機の跡が床に残ることも防止できます。
また振動パッドに似た商品に嵩上げ台が存在します。
こちらを用いても防振効果を期待でき、キャスターがついているものを選べば移動も容易になります。

3:洗濯機から異臭がする際は

続いて、洗濯機から異臭がする際の原因と対処法も軽くご紹介します。

洗濯機からするニオイはおおきく分けて4種類あります。
1:生臭いニオイ
2:カビのニオイ
3:下水のニオイ
4:洗剤のニオイ

生臭さやカビのニオイに関しては雑菌やカビの繁殖が原因になるので、これらを繁殖させないことが大切になります。
そのためには洗濯槽を乾燥させないことが重要です。
具体的には洗濯後に蓋をあけておく、洗濯物を洗濯槽にためておかないといった基本的なことで対策ができます。

下水のニオイは洗濯機に排水トラップを取り付けることで対策ができます。
排水トラップは以下の写真のようなもので、ここに水がたまることで下水道からのニオイを防止しています。

また排水トラップにゴミがたまっていることで機能していないことがあるので、ここを掃除することも有効です。

洗剤のニオイは洗剤を使いすぎていることが要因になっていることが多いので、洗剤の使用量を少なくしてみましょう。

洗濯機のニオイに関しても以前の記事に詳しくかいてあるのでこちらもご参照ください。
→洗濯機の掃除方法あれこれをご紹介！黒ずみ除去もできて衛生的！

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