スピーカーの掃除方法!きれいな音質を保つためには!
家に立派なスピーカーはあるものの、なかなか掃除ができないという方は多いのではないでしょうか?
今回はスピーカーに溜まってしまいがちなホコリを正しく取り除く方法をご紹介します。
この記事を読んだらいつまでもクリアな音質を保ち続けられることにつながるかも!?
1.食器洗濯機を掃除すべき理由
故障の原因をなくせて
音をキレイに保てるの!
上の会話の通り、スピーカーを掃除することによるメリットは複数存在します。
それを順番に説明します。
音の劣化を防ぐことにつながる
スピーカーは精密機器であり、電気信号を音に変換してさまざまな音楽を再生することができる機械です。
精密機器は汚れやホコリにとても弱いため、他の機械と同様に十分なメンテナンスをこなさない限り音の劣化に繋がります。
故障の原因になる
前述の通り、精密機器は汚れやホコリに弱く、内部に入り込んでしまうことで部品のサビなどの原因にもなります。
当然、錆びてしまった部品は故障の原因になります。
また最悪の場合ショートして発生した火花にホコリが引火して火災の原因にもなってしまいます。
スピーカーをキレイに保つということはこのようなリスクから身を守ることにも繋がります。
清潔な見た目を保てる
定期的に掃除を行うことによって、見た目も清潔を保てます。キレイなスピーカーが部屋に鎮座していることで部屋に重厚感を醸し出し、良い雰囲気を作ることができます。
また、後々にスピーカーを売ることになった場合でもキレイな見た目であればあるほど高い査定価格がつくことは間違いがありません。
スピーカーの掃除頻度は?
スピーカーの掃除頻度は環境にもよりますが、三ヶ月に一度~季節に一度ほどで構いません。
もちろん普段の掃除の際もホコリを拭い取るといったカンタンにできることは行ってください。
スピーカーに天敵は一にも二にもホコリであるため、次の章からはホコリを除去する方法を詳しくご説明します!
2.準備するもの
とはいえスピーカーの掃除の道具に必要なものは多くありません。
むしろ掃除に使ってはいけないものがあるのでしっかり確認しましょう。
正しく確認しないと故障の原因にまでなってしまうことも!?
エアダスター/ブロワー
エアダスターはノズルから気体を吹き出して、ホコリを吹き飛ばすお掃除道具です。
中には圧搾空気やガスが入っていて、液体が出ることはないので内部が湿ってしまうということはありません。
そのためパソコンやカメラといった精密機器の清掃に幅広く用いられています。
細かいところに吹きかけてホコリを触れずに飛ばすことができるので非常に清潔です。
注意
一方で、粘着したような汚れには弱いので注意が必要だともいえます。
またガスは引火の危険性があるので使う際は十分に換気のできている環境で行うことが重要です。
クロス
メガネなどのレンズを拭くときに活躍するクロスはホコリを拭い取ることができます。
そのために平らで広い部分はクロスで一気に拭き取れば良いでしょう。
乾いた雑巾
雑巾もクロスとほぼ同じ用途で使用することができます。
もちろん水は含まずに乾拭きで用いてください。
一方、スピーカーの掃除において不向きな掃除用具もあります
ちょっとこびりついた汚れがあるからといって水を含んだものでスピーカーを拭いてはいけません。
先程からご紹介している通り、スピーカーのような精密機器はとても水分や多湿な状況に弱く故障の原因となりかねないため水拭きはたとえ筐体の外といえどやめましょう。
筐体が木でできている場合はいたんでしまう場合もあり、せっかくの木目が剥がれてしまう可能性があります。
食器用の中性洗剤など
もちろん洗剤も液体ですので使用は控えましょう。
掃除機
ホコリを吸い込むために一気に掃除機を使ってしまえと頭によぎるかも知れませんが、機器の破損の危険性があるので控えましょう。
3.スピーカーのお掃除方法
ここからはスピーカーの具体的なお掃除方法をご紹介します。
必要なもの
必須!エアダスター、クロス、雑巾
手順
1
すぐに目に付く部分を拭く。
まずは筐体外部のホコリをクロスや雑巾を使って取り除きましょう。
表面部分でも水拭きは行わずに乾拭きにしましょう。
2
サランネットを取り外す。
スピーカーには非常にきめの細かい布地が前面に張ってあり、この布地のことをサランネットと呼びます。
この部分には非常にホコリが溜まりやすく、汚れやすい部分になります。
本体からの取り外しは、ネジで留まっていないためカンタンに行えます。
ただ、取り外しの際にはネットを破かないように気をつけましょう。
3
サランネットのホコリを取る。
サランネットを取り外したらエアダスターを用いて裏側からホコリを取り除きましょう。
表面に残ったホコリはクロスや雑巾で拭き取ると良いでしょう。
4
本体のエッジ部分のほこり取りをする。
スピーカー本体のエッジと呼ばれる盛り上がっている部分にもほこりが溜まりますので、忘れずにふき取りましょう。
エッジの内部にあるコーン紙は破損しやすい紙でできた部品です。
破損するとしっかりとした音が鳴らなくなる可能性があるので慎重に掃除しましょう。
拭き取りが終わったらサランネットを再び付け直してお掃除終了です。
サランネットの張替えを行う場合
経年劣化によってサランネットを張替えする必要がある場合もあるでしょう。
そのときに使える張替え方法をご紹介します。
必要なもの
必須!ヤスリ、接着剤or両面テープ、張り替え用サランネット、ハサミ、軍手
1
サランフレームを取り外す
サランネットを張る枠をサランフレームと言います。
スピーカーからサランフレームを取り外したあとは、サランフレームからサランネットをカッターやハサミで外しましょう。
2
サランフレームをキレイにする
サランフレームに残っている接着剤をヤスリで落としたあとに、雑巾で拭き上げましょう。
3
新しいサランネットを取り付ける
張り替え用のサランネットをフレームのサイズに併せてカットした後に、ゆっくりと慎重にサランネットの張り具合が均一になるように接着剤やテープで貼り付けましょう。以上で張替え作業は終了です。
Columnサランネットの詳しいあれこれ
・サランネットを使うことによる効果は?
主に2つあり、一つはサランネットは精密なスピーカーの保護です。スピーカーは内部のコーン紙が振動することで音が発生させられます。このコーン紙の劣化を防ぎホコリや湿気がたまらないようにサランネットは貼られています。
もう一つは音質の調整です。サランネットは細かい網状になっているため、高音域の音質がバランス良くなります。
外すことによって、音が直接伝わってクリアになったりデザイン性が上がることはありますが、よほどのこだわりがない限り、サランネットはつけたままのほうが良いでしょう。
・サランネットの代用品はある?
サランネットの代用品としてはドライメッシュ素材の衣類があります。
スポーツ用の衣類によく使われている素材です。
小さいものであれば100円で買えるストッキングで代用でいます。
もちろんサランネット専用の素材もあり、1500円ほどで購入できます。
check!ここでスピーカーを長持ちさせる方法をおさらいします。
- ホコリを溜めないで清潔な環境を守る
- 高温多湿を避ける
- 直射日光に当てない
- コードを折れた状態で保管しない
これらが重要になります。
ホコリと高温多湿を避けるのはもちろんのこと、直射日光も避けましょう。
特に木目のあるようなタイプのスピーカーは日光に弱いので気をつけましょう。
コードは細かく畳んでいると断線の原因にもなるので、なるべく余裕がある状態でおいておきましょう。
ここまでスピーカーの掃除方法についてご紹介しました。
とにかく水分をさけることさえ注意すればさほどお掃除に困ることはないでしょう。
乾いた雑巾やふきんが大活躍する回でしたね!
もし使わなくなったスピーカーがあったのでしたら、売るなどの処分方法について考えたほうが良いかもしれません。
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